医療保険

医療保険は病気やケガになった時に、入院費用や手術費用を保障してくれる第3の分野の保険です。取り扱っているのは生命保険会社と損害保険会社となります。保険期間や払込方法、保障内容によって保険料が変化しますが、加入年齢や性別、健康状態によっても保険料が上下するので注意が必要です。

人気の医療保険とその保険料(30歳男性、入院保障5000円)について大まかに比較しています。
朝日生命「スマイルメディカル」・・・月額1970円
オリックス生命「新キュア」・・・月額2140円
損保ジャパン日本興亜ひまわり生命「新・健康のお守り」・・・月額2140円

オリックス生命の新キュアは以前から人気が高い医療保険ですが、払込免除特約を付けられるのが大きなポイントです。がん、心筋梗塞、脳卒中などの三大疾病にかかるとそれ以降の保険料の払込が免除され、保障だけが続くという内容になっています。そのため免除特約をセットする場合は保険料の払込方法は終身払いで、保障は一生涯続く終身保障で契約するのがおすすめです。

ただし保障内容によりますが保険料が1.5倍~2.0倍ほどに値上がりするので、格安の保険料を求める方にとっては注意が必要です。また最近ではソニー損保が販売しているZippiのように実費補償型の医療保険も出てきています。実際にかかった医療費負担分だけが補償されるという特徴がありますが、一般的な医療保険に比べて保険料は割高になっています。がんの長期療養で高額な抗がん剤治療に備えたいという方にはおすすめです。

また健康祝い金などがある医療保険は保険料が割高に設定されているので避けるべきでしょう。もう1つ注意しなければいけないのが妊娠の予定がある新婚女性で、妊娠が判明する前に医療保険に加入しておくと帝王切開なども保障大賞となります。結婚後に加入を検討されることをおすすめします。

共済について

格安の生命保険を探しているのであれば、掛け金が安い共済を検討するのも1つです。共済はJAや全労災、コープ共済、県民共済などが提供している保険のようなもので、年齢に限らず毎月の掛け金が一定で加齢とともに保障が減少していくという特徴があります。

下に主な共済の掛け金などをまとめていますが、保障額や医療給付金などの金額は異なります。
こくみん共済 … 月額1800円
都民共済 … 月額2000円
コープ共済 … 月額2750円

ライフネット生命の定期保険(35歳男性、死亡保障2000万円)の保険料が毎月3012円ですから、死亡保障に特化するのであれば生命保険の方がおすすめです。ただし、共済は医療保障もセットで付いているので、トータルの保障が欲しいという方にはおすすめです。

共済のメリットとしては、職業による制限が少なかったり告知事項もあまり無いという点があります。また保険とは異なり余ったお金に関しては還付金として返ってきます。

反対にデメリットとしては、さまざまな保障がセットでついているのでシンプルな
保障を望む方には向いていません。また60代以降など医療保障が必要となる時期に保障額が下がってしまう点があります。高齢になってから生命保険に加入しようとしても審査でひっかかったり、加入できても高い保険料を支払う必要があります。そのため、将来のことを考えるのであれば基本保障は保険で補い、手厚くしたい部分を共済で上乗せするという形がおすすめです。

民間の保険会社の場合は医療保険でも毎月5000円以上が必要ですが、共済であれば2000円もあれば必要な保障が得られます。経済的に苦しくて格安の生命保険を探しているという方にも共済はおすすめの手段です。

終身保険

終身保険は貯蓄型の死亡保障で、一生涯の保険期間なので加入した年齢の保険料がずっと適用される生命保険です。途中で解約しても返戻金が戻ってきますが、払い込んだ保険料以上の返戻金になるのは25~30年近くかかります。見直しがしにくいので長い目で見て慎重に加入する必要がある保険です。

30歳男性で500万円の死亡保障で月額保険料を比較すると、以下のような結果になりました。

終身払い
1位 … アクサダイレクト 7310円
2位 … アフラック 8890円

60歳払込済
1位 … オリックス生命 10920円
2位 … マニュライフ生命 11530円
3位 … 東京海上日動 13920円

三大疾病が付いているかなどのオプションを選べるかどうかなどで単純に比較することはできませんが、
終身払いにすると7300円~10000円程度、30歳から60歳からの30年間払込みにすると11000円~14000円程度になってますね。

そう考えるとオリックス生命のライズは払込済みの割には保険料は安い気がします。
払込期間が終わるまでは返戻率は低くなっていますが、390万の払込に対して500万円の保障、
その後ずっと運用して80歳まで置いておくと475万円が返ってきます。

年金や医療保険なども踏まえると、終身保険に加入すれば毎月の家計への負担も大きくなるので、
保険料の半分ぐらいはあらかじめ貯蓄しておいて、もし払えなくなっても貯蓄から出すのも1つです。
もちろん早く加入すれば保険料も割安になりますが、解約のリスクを考えるとある程度の貯蓄がある方が最後まで払い込める可能性が高くなります。

定期保険

定期保険は掛け捨ての死亡保障がメインの生命保険で、5年、10年、20年と一定の保険期間を保障する更新型が主なタイプです。そのため更新ごとに保険料がアップしていくので、年を重ねるごとに保険料が上がっていく仕組みになっています。

35歳男性で2000万円の死亡保障、10年間の保険期間がある保険商品の月額保険料を比較すると、以下のような結果になりました。

1位 … ライフネット生命 3012円
2位 … アクサダイレクト 3030円
3位 … オリックス生命 3167円

特約の有無など小さな違いがあるにしても、各社だいたい3000円~3500円程度の月額保険料になるようです。定期保険の場合は女性の方がリスクが低いので2000円~2500円程度になっています。

シンプルに保険料で比較するのであればライフネット生命がおすすめですが、アクサやオリックスは医療保険の組み合わせで考えると一緒の保険会社にしておくと手続きなども便利なのでおすすめです。保険会社を別の組み合わせにすることによって倒産などのリスクに備えられるということもありますが、保障が二重になったりすることもないので(特約などで多い)、同じ保険会社にする方がメリットがあります。

ただし学資保険などは最近は終身保険を代わりに使うこともあるので、無理やり同じ保険会社にする必要はありません。生命保険の基本的なセットである医療保障と医療保障に関しては保険料が無駄にならないように保険プランをしっかりと立てて加入を検討することが大事になります。

また保険料は予定利率によって変わります。日銀の金利政策によって予定利率がアップすれば保険はかけ直した方がお得です。金融に関するニュースを目にしたら保険の見直しも考えておきましょう。